深夜特急 香港・マカオ編

沢木耕太郎著「深夜特急 香港・マカオ編」を読んだ。

奇しくも、全くこの本と同じような境遇で、4月に香港・マカオを放浪したばかりだったので、かなり没頭した。
この小説の存在は知っていたが、偶然行動が先になっただけの話で後追いでこの紀行を読んでいると、本当にそのとおりだと感心しながらページが進む。

・予備知識なしで香港に出かけて行った不安
・黄金宮殿を根城に、香港の人々との交流
・九龍、スターフェリーを利用して香港島への小旅行
・近くて異なる香港とマカオ
・マカオで興じたサイコロ賭博大小

沢木耕太郎の時代とほぼ同じなのが、九龍地域。ここは、今も昔も変わらない賑やかさであろう。
たた、香港島は「深夜特急」の中ではスターフェリーでの往復が多く出てくるが、現代では地下鉄で海底トンネルをくぐり抜けるであって、その意味では九龍と香港島が海を挟んでいる意味が少し薄れる。しかし、やはり九龍と香港島はやはり違う。九龍地域は、大陸と地続きであり中国本土の雰囲気から逃れられないが、香港島はやはり本土とは海峡という、少し距離を置いている雰囲気がする。

マカオは、また、異国情緒たっぷりな街だ。香港と近いからとかく比較されるが、英国とスペインくらい異なる。それに、中華がそれぞれ混じるから、また独特の文化がある。百聞は一見にしかずとはまさしくこのこと。
我が目で見て感じたことを、的確に伝達できない自分の表現力が腹立たしい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です