3000円投資生活

今年の4冊目、横山光昭著「3000円投資生活」

この本で学んだこと
1. ネット証券で、特定口座の源泉徴収なしで口座開設する。
2. 月々 3000円でバランス型投資信託を購入する。

今年はこれに賭けてみよう。
賭けるのでなく、コツコツ積み立てる感覚で。
点滴穿石(点滴、石を穿つ)、始めるに遅すぎることはない!

映画『マグニフィセント・セブン』

今年の6本目、「マグニフィセント・セブン」を公開初日に観る。
それほど、心待ちにしていた作品である。

<以下、若干ネタばれに注意>

原案「七人の侍」「荒野の七人」ということで、おおまかなストーリーは原案に忠実である。
個人的には、「七人の侍」は随分と入れ込んで何回か見たが、残念ながら「荒野の七人」は見た記憶がない。
以下、「七人の侍」との比較で、何が違うかというと、個人的に以下の二点を感じる。

1. エマの勇気と行動力
すべての始まりは、美しい未亡人エマ(Haley Bennett)の勇気と行動である。。
彼女は、夫を殺され、土地を略奪される恐怖に怯える町の住人達をよそに、用心棒集めに奔走し、独り勇敢に悪に立ち向かう。
そして、激しい戦いの最中も用心棒七人と同じ働きぶりで活躍し、最後の最後を締めくくるのも彼女だ。
マグニフィセント・エイトというタイトルがふさわしいのではないかと思うほど、七人の用心棒にスポットライトが当たる中、隠れた主人公ではないかと思う。

2. サムのモチベーション
彼女の期待に応え、他の応援を集め、作戦の指揮を取るのが賞金稼ぎのサム(デンゼル・ワシントン)である。彼は、七人の侍で言うところの志村喬と全く重なる。
腕は立つし、勇敢だし、リーダーシップもある。
しかし、エマに依頼を受けた理由は同情と正義感だけではない。彼自身も悪党に復讐する大きな理由があった。
この点も、原案を超えた面白い工夫であろう。
ちなみに、ギャンプラーのジョシュは、三船敏郎の菊千代にイメージが重なる。

古き良き西部劇を現代に再現した、非常に娯楽性の高い作品で、見逃すわけにいかない。オススメの1つである。
「荒野の七人」も本作との比較として、遡って観ることにする。

映画『マグニフィセント・セブン』公式サイトはこちら→ http://www.magnificent7.jp/

情報源: 映画『マグニフィセント・セブン』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ

映画『The NET 網に囚われた男』

今年の5本目の映画鑑賞は、鬼才キム・ギドク監督の最新作
「嘆きのピエタ」を観て以来、その才能にすっかり惚れ込んでしまった。

<以下ネタバレ>

北朝鮮の漁師ナム・チョルは、韓国との国境近くに住み、妻と幼い娘の三人家族で幸せに暮らして居た。
或る日、漁の最中に網がボートのスクリューに絡まりエンジンを損傷してしまい、漂流後、意図せず韓国との国境を越えてしまう。
韓国では、脱北者として扱われ、スパイ容疑がかけられ厳しい取り調べの後、次に思想転換で亡命を強いられる。
本人は、意図せぬ亡命など望みもせず、北に残した家族との再会を望みに、試練に耐える。
ようやく、北への帰還が認められるが、帰還後は北朝鮮当局に逆スパイ容疑をかけられ、拷問に近い取り調べを受ける。
ようやく、家族との再会を果たすが、環境の激しい変化に混乱したナム・チョルは、生活のために再び漁に出てしまい…

主人公は、北朝鮮で貧しいながらも家族と平和に暮らしていたのに、運命のいたずらで国境を超えてしまう。
南のモノが溢れ、自由で豊かな社会の陽の当たる部分と、またその社会の影の部分も目にしてしまい、世の中の矛盾に大いに困惑する。
また、取調官ヨンミンに酷い目にあわされながらも、警護のジヌと心を通わせ、将来の祖国統一での再会を夢見る。
必死の思いで、北へ帰還した後も当局に執拗な取り調べを受け、僅かな土産も没収されて、おそらく元の北の生活に戻れなくなってしまったのだろう。

韓国の現代社会の闇を撮らせたら、キム・ギドクの右に出るものはない。
また、このような知名度は低いかもしれないが、良質の映画を供給するシネマカリテのような映画館の努力に敬意を表したい。

ベネチア、トロント、釜山(プサン)に続き、東京フィルメックス映画祭に招待された『The NET 網に囚われた男』が2017年1月7日に公開

情報源: 映画『The NET 網に囚われた男』公式サイト