梅雨の晴れ間の週末

梅雨時の週末にやることは、毎年決まっている。
果実酒を漬け込むのである。最近、梅酒は飽きてきたので、今年はあんずとさくらんぼを漬けてみた。
作り方は簡単で、以下の通り

材料
ホワイトリカー 1.8l
氷砂糖 150g
あんず 1kg、またはさくらんぼ 1kg

1. 果物を水洗いし、水気を取る。
2. あんずの場合は竹串で数カ所刺す。恐らく、果肉にリカーがよく染み込むため
さくらんぼの場合は不要?
(後日追加)あんずは、あく抜きのためあらかじめ水で数時間さらしておいた方が良いらしい。今回、これスキップしちゃったけど、味はどうなるだろう?
3. 市販の入れ物に材料を入れ、暗くて涼しいところに置く。
すると、3-6か月で出来上がり
あんず酒の場合は、レモンを入れると良いらしい。

今日現在のところ、今年は雨が少ない。個人的には非常に嬉しいところだが、夏場の水不足も心配だ。
週末を過ごす軽井沢でも、例年に比べて雨が少なく、サイクリングを沢山楽しんでいる。
今日は、1000m道路を追分から菱野温泉近くまで往復 20km漕いできた。最近、お気に入りのコースである。

夏草も成長が早く、先月草刈りをしたばかりだが、1か月で随分伸びてきた。今週、業者に庭を綺麗にしてもらう予定である。

さよなら英国 – Good-bye UK

悪夢のような1日だった。
朝からニュースを見ていたが、開票が始まると最初のうちだけ残留派がリードしていたが、すぐに離脱派に逆転を許す。
事前に両派とも僅差とは聞いていたが、直前の調査では残留派がわずかに過半数を超えたと聞いていたし、先週の Jo Cock議員の事件で世論は大きく残留へ傾いたという雰囲気は多くの人が感じていたのではないか?
開票が進むにつれて、そのうち残留派が逆転するだろうとニュースを見ていたが、なかなか事態は変わらぬまま。
これはまずいと思った時は、時すでに遅し。BBCが離脱派の勝利確定を伝えていた。

EU加入のメリット、デメリットは、確かにある。ただし、傍目で見れば(他国から見れば)EU離脱は、英国のためはもちろん世界全体の希望だったのだ。もちろん、英国国民の選択は尊重されるべきだが、英国以外の世界中の人間が大きな影響を蒙る。
世界経済にとって、間違いなくマイナスなのだ。景気の先行きは不透明になり、通貨ポンドとユーロと下落し、ドル円の通貨高が始まる。

これから、EUはどうなるのだろう。
英国に続けと、各国の右派よりが勢力を伸ばし、EU解体に繋がりかねない。

世界はカオスへ向かいつつある。
BRexit1
BRexit2

三船敏郎

「サムライ 評伝三船敏郎」を興味深く読む。
とにかく、自分は黒澤明作品が大好きなのだが、三船敏郎抜きには黒澤映画はなかったであろう。

彼の東宝からのデビューから、黒澤明との出会い、黒澤映画での活躍、そして世界のミフネになるまでを丁寧に執筆している。
ほぼ、どこかで読み聞きした内容だったが、以下の三点は自分にとって初めての情報であり、非常に有益だった。

– 離婚裁判
– 三船プロダクション
– 三船敏郎の素顔

1. 離婚裁判
三船敏郎が、離婚最中に三船美佳を設けたことは知っていたが、泥沼の離婚劇があったとは知らなかった。
当時、恐らく自分が子供だったことを考えれば当然だが、無骨な対応しかできない彼はマスコミの格好の的となってしまった。華やかな芸能界で輝く大スターだった彼は、夫として父親としての務めを果たすことができなかった。
残念と言えば非常に残念だが、晩年、愛人に捨てられ、財産も失い、その上、アルツハイマーにもなってしまった彼が、幸子夫人、長男史郎氏と最後の時間を過ごせたのは、せめてもの救いか。

2. 三船プロダクション
当時の五社協定で映画会社に束縛されていた三船は、五社協定を破り石原祐次郎と「黒部の太陽」を作り、その後独立しプロダクションを作る。石原裕次郎は石原プロを、勝新太郎は勝プロをというように。そして、邦画は冬の時代に突入する。彼は一流の俳優だが、映画制作、会社経営まで始めると全てに一流という訳にはいかない。腹心の部下に裏切られ、所属俳優を引き抜かれ、投資した莫大な回収されることなく会社は破綻する。
現在、日経新聞の「私の履歴書」で松岡功氏(松岡修造の父)が当時のことを連載しているのと合わせ読むと面白い。

3. 三船敏郎の素顔
彼は、スクリーンの中で豪胆で惚れ惚れするサムライなのだが、素顔は非常に繊細で優しい男だったようだ。
本書中に、彼を知る多くの人間がコメントしているが、彼のことを悪く言う人は一人もいないことは事実だろう。
黒澤明との不仲説も、部外者の勝手な想像のようだ。
ちなみに、私は「用心棒」「椿三十郎」の椿三十郎と、「赤ひげ」の新出去定が最も彼らしく、好きな役柄だ。

タイミングよく、今週2016/6/22に、三船敏郎がハリウッド殿堂入りしたようである。
全般的に非常に内容濃く、三船敏郎の功績を振り返るのにオススメの一冊である。

三船敏郎の詳細を知りたければ、こちら三船敏郎オフィシャルサイト

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