お金に関して、著者DaiGo氏が伝えたいこと
我々日本人の多くが、お金の本質を理解していないという。
誤解1 お金を使うことは悪いこと
確かに、無駄な浪費は良いことではないが、将来の自分に返ってくる投資こそがお金の目的だという。
お金はただ持っていてもただの紙切れ、それを上手に使ってこそ、お金の意味があるらしい。
確かに、将来のための投資と、必要最低限のものを求める消費、必要ないものまで求めてしまう浪費は、場合によっては区別が難しい。だからこそ、自分でしっかり判断する癖をつけなければならない。
誤解2 貯金こそが美徳?
お金は、上手に活かしてこそその価値が生きる。前述の通り、流れを止めたお金はただの紙くず
キャッシュ・フローを上手に回して、お金を活かす。
誤解3 お金は使ってしまうとなくなってしまう?
これは、消費浪費の場合を指している。将来の自分にリターンをもたらす投資は、失われるどころか価値を増大して返ってくる。
4段階のループでお金を上手に回していければ、それこそが最高の幸せではないか
Step0 自分が「本当に好きなこと」を見つける。
Step1 「好きなこと」を極めていく。
Step2 「好きなこと」を収入に結びつけていくための工夫をする。
Step3 「好きなこと」で得た収入を、更に投資していく。
第4章「スキルを磨く再投資7つのルール」は、全くその通りだと感心させられ、自身でも実践していきたい。
1. ものより経験を買う。
2. 価格より価値のあるものを買う。
3. 本を買って、知識を得る。
4. 自分より他人のために使う。
5. 任せるチームを作るために使う。
6. 手間を減らし、時間を買うために使う。
7. 「好きなこと」を掛け算で、より強力な武器にする。
詳細は、本書を読んでいただきたい。一読の価値あり。